実際どうなの?アデコの育児休暇

女性が長く働くうえでぶつかる大きな問題、それが出産・育児期間。産前・産後休暇は取得しやすくても、それ以降の[育児休暇]って実際とれるのでしょうか? 調べてみました。

 

とれるけれど、確約ではない

それまで勤務していた就業先へ復帰の意思があるなら、書面で手続きをして申請することは可能だそうです。しかしそれはあくまで、復帰『見込み』。それも、復帰するとき絶対にその仕事先へ戻れるとは限らないということです。空きが埋まってしまっていれば、別の派遣先になります。正社員とちがい、身動きのとりやすさがメリットの一つの派遣社員ということで、必ずしも慣れ親しんだ職場へ休暇後復帰できるとは限らない…表裏一体のメリットデメリットですね。

 

それは派遣先の意向ももちろん関係してきます。『戻ってくるころには席を空けてるから、早く戻ってきてね』と言ってもらえるのが最良のパターンでしょう。

 

ちなみに法律上ではこのようになっています。

T:原則一歳に満たない児童(場合により一歳6ヶ月)は、育児休業を事業主に申し出れば、事業主は育児休業することを拒否出来ない【介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律5条6条】

 

U:6週間以内に出産予定の女性、又は、産後8週間を経過しない女性が休業を請求した場合、使用者は就業させてはならない【労働基準法65条】

 

育児休暇という名目では、一応申請しお休みをもらうことはできるけれど、元いた場所に復帰できない可能性のほうが高いということですね。派遣で働くとはそういうことかと割り切ってしまったほうが気が楽かもしれませんね。

 

アデコでは育児支援もありますと、福利厚生の紹介ページや冊子で謳われていますが、それも一部地域限定だったり、割引はありますが有料です。子供が小さいうちはやっぱり自分の手で世話し、そばにいたいのが親心ですよね。

 

育児休暇の合間、復帰後に別企業で働くことになった場合をみこしてキャリアアップサポートを利用してスキルアップを狙ったり、最近はどんな案件があるのかとアデコのホームページで求人の情報収集をしてみてもいいかもしれませんね。

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